4ヵ国めの駐在地は英語の国イギリス。 長女は高校・大学、次女は小中学校へ!
転勤家庭で育ち元々語学に興味があった次女ですが渡英は4年生の夏。いきなり現地小の高学年に入ることになります。すぐにどこかで英語を...と思いましたが、本人はしっくりこないようです。
気持ちが向かない以上行くのは無理。
本人と相談しできることを探りました。
大文字小文字の練習を兼ねて月や曜日等よく使う単語から読み書きを自習。
好きな英語の歌を歌ったり歌詞を書き写したり。筆記体の読み書きもわかるようにしておかないと心配です。
新学年の1学期はあっという間に過ぎ、 7月末イギリスロンドンに渡りました。
イタリア・フランスでの体験から、こんな時のための手帳を作りたいと思っていた筈なのに目の前の娘には使えません。
次女の小学校では第二言語の授業もありました。英語ができない上にフランス語の授業も受けなくてはなりません。
急遽、集めた単語をもとにして日本語・英語・フランス語を並べた手帳を作ることに。できてみると日本語とフランス語の間を埋める英語の存在はとても便利で学習の大きなヒントになるものでした。
最初から日本語と英語の記入があったらどの言語にも役立つはず。
母国語と英語の併記は使えそうです。
教わりたくない!
もうずいぶんと前の話です。
ロンドン行きを知ったのは1月でした。
海外も4カ国め、暮らしは何とかなると思えましたが娘ふたりの学齢を考えるとこれまでとは異なり動揺が走ります。この時長女は高校2年生。3年生目前で周りには驚かれましたが、元々留学希望だったこともあり渡英を決断しました。
真剣に取り組んだ部活動の代替わりを終えた時期で、あとから考えるとこの時期だったからこそ決心できたようです。
進学先についてはここからの数ヶ月、出国の直前まで難関続きで気をもみましたが何とか突破。後は本人次第です。
渡英後が気になったのは次女でした。
当時は小学3年生でもちろん英語はできません。現地校に興味を示す娘に英語を習いに行くかを打診したときの返事は「教わりたくない」のひとこと。
転勤家庭で育ち元々語学に興味があった次女ですが渡英は4年生の夏。いきなり現地小の高学年に入ることになります。すぐにどこかで英語を...と思いましたが、本人はしっくりこないようです。
気持ちが向かない以上行くのは無理。
本人と相談しできることを探りました。
大文字小文字の練習を兼ねて月や曜日等よく使う単語から読み書きを自習。
好きな英語の歌を歌ったり歌詞を書き写したり。筆記体の読み書きもわかるようにしておかないと心配です。
新学年の1学期はあっという間に過ぎ、 7月末イギリスロンドンに渡りました。
次女は夏休み中サマースクールに入り、ダンスをしたり美術館を巡ったりと楽しく過ごせたようです。
現地校に行く決心も固まりました。
市役所に手続きに行ってわかったのは、5年ではなく6年生への転入とのこと。
5年生でも大変なのに6年生!?
学年を下げる相談もしてはみたものの、誕生日が基準なのでそれは無理だそうで覚悟を決めるしかありませんでした。
現地校に行く決心も固まりました。
市役所に手続きに行ってわかったのは、5年ではなく6年生への転入とのこと。
5年生でも大変なのに6年生!?
学年を下げる相談もしてはみたものの、誕生日が基準なのでそれは無理だそうで覚悟を決めるしかありませんでした。
新しい言語をすぐに記入できるよう、どんな単語をどの繋がりで並べるか日本語特化で考え続けていましたが、やはり日本語情報だけでは不十分です。
そんな事実に改めて気づかされました。
これではダメだとあきらめたものの、この後子供が困るのは目に見えています。
絶対何かは必要なはず。それはどんなものなのか...一から考え直しでした。
「教わりたくない」
焼き付いたのは娘のひとことです。
自分も以前授業を受けながら同じことを思ったような気がします。
〝教科書や先生のペースではなくもっと知りたいことが知れたらいいのに。〟
授業を受けてただ教わることと自分が知りたいことを学びとることは同じ学びでも違うもの。「教わる」ではなく自分で学びとるにはどんなものが必要なのでしょう。考え続けるのみでした。
自分も以前授業を受けながら同じことを思ったような気がします。
〝教科書や先生のペースではなくもっと知りたいことが知れたらいいのに。〟
授業を受けてただ教わることと自分が知りたいことを学びとることは同じ学びでも違うもの。「教わる」ではなく自分で学びとるにはどんなものが必要なのでしょう。考え続けるのみでした。
次女の小学校では第二言語の授業もありました。英語ができない上にフランス語の授業も受けなくてはなりません。
急遽、集めた単語をもとにして日本語・英語・フランス語を並べた手帳を作ることに。できてみると日本語とフランス語の間を埋める英語の存在はとても便利で学習の大きなヒントになるものでした。
最初から日本語と英語の記入があったらどの言語にも役立つはず。
母国語と英語の併記は使えそうです。
より良いもののためにはもうひと工夫。
足りない何かを探しながら数年がたち、日本に帰国しました。
足りない何かを探しながら数年がたち、日本に帰国しました。
こんな手帳が欲しかった!
答えが出たのは帰国した後です。
例文の種類と単語量が定まってきた頃、2例文と25単語の組み合わせに初めて 自分でも使ってみたいと思えたのです。
例文の種類と単語量が定まってきた頃、2例文と25単語の組み合わせに初めて 自分でも使ってみたいと思えたのです。
並んだ単語と例文が上手くかみ合うと、興味を持って眺められます。例文の量も2文だけなら負担が少なく、逆にもっと知りたいという気持ちを刺激することができると感じました。これならことばと向き合うノートができそうです。
2文と25語で全体を調整してやっと出来上がったのが「Tango」です。
子供も使える
無理なく進める
自分で学べる
そんな手帳を目指しました。
少しでもことばで大変な思いをされている方々の助けになればと願っています。
2文と25語で全体を調整してやっと出来上がったのが「Tango」です。
子供も使える
無理なく進める
自分で学べる
そんな手帳を目指しました。
少しでもことばで大変な思いをされている方々の助けになればと願っています。
Tango 家族のページ |
手製の 和・英・仏語帳 |